ナニワ金融道

「貸した金返せよ~♪」と妙に頭に残るウルフルズのフレーズを思い出しました。

この主題歌になっているドラマが「ナニワ金融道」でした。

ずいぶんと古いマンガですが、そんなマンガを読むようになったのは、↓の神田さんのおすすめの本10冊に入っていたから。




そんな安直が選び方でいいのか、という気もしますが、いいと薦められた本は読んでみるのが近道。
さっそく購入で読みふける。


こんな本です


主人公は、銀行とかではなくて、いわゆる街金と呼ばれる街の金融屋さんです。
借りたい人がいれば、担保や保証人がついたら、ポンと貸してくれます。
今で言うキャッシング感覚ですね。

ミナミの帝王と呼ばれるえげつないトイチの利子はとりません。
20万借りたら24万返すといった十分な高利貸しです。

そんな金融屋の物語で、破産する人、うまく返済する人、だます人、そしてそれをいかに取り立てるか、などといった悲惨な話がてんこ盛り。
読みながら、げっ、と思いながらも、
「借りたものを返さないからだよな」と言いつつ。

※ 少し前のマンガなので、今のマンガのビジュアルとはずいぶん違いますので

こんな人におすすめ


・お金について知識を身につけたい人
・人に安易にお金を借りる人
・お金の感覚が薄い人

ナニワ金融道

感想


1.高利貸しに借りたらおしまい

キャッシングがずいぶんと流行っているというか、簡単にできるので利用する人も増えたのだと思います。
横文字でかっこいい感じもするし、CMバンバン流れてますので、変に知名度がありますよね。
銀行の売上では、実はこのキャッシング部門はかなりの花形のようです。

このマンガに出てくる、街の金融屋にお金を借りる人ってどんな人でしょうか。
それは、銀行からお金を借りれず、資金繰りに困った人なわけですよね。
貸しても返済の見込みが無い人には貸せないわけです。

そんな困っている状態だから、高い利息でも街金に手を出す羽目になる。
そうして、自分の資産や家族・友人を保証人につけてしまう。

街金からしてみれば、本人から回収できなくても、資産や保証人からとればいいだけの話なので、貸してくれるわけです。
それに、高い利息をつけて貸すので儲かります。
街金の腕の見せ所は、この回収です。

・・・

事業などは、一度走り出したら止められないのかもしれませんが、高利貸しにお金を借りることに手を出してしまったらおしまいだと思います。
縁を持つべきではないのです。

縁を持たざるをえない状況であれば、もうそこでおしまいにした方がいいはずです。
自分の力量や運はここまでだったと精算をする勇気も大事ですし、その方が被害が拡大しないで済みます。

そうしないと、不幸な末路が待っています。
このマンガ中で、何人夜逃げをしたか・・・。

ナニワ金融道

2.借りたお金は返すこと

お金を借りるときには、お互いが納得して貸すわけです。
不思議なことに、お金になるとそれが返却されないことが多いようですが。

自分の限界がどこまでかを冷静になって判断することが必要。
そこに行き着くわけで、それを超えて借りる場合は破産が待っているだけ。

いくら利子が高いとは言っても、借りたお金を返さないのは道義的もおかしい話。
お金を借りるのであれば、きちんと返す。

甘い考えではなくて、それを根本にきちんと持っておかないといけませんね。

ナニワ金融道

3.お金は貸さない

「オレを助けると思って・・・」

とかなんとかいって、お金を貸して欲しいと言われたことはありませんが。
そのお金でその人が助かるのかどうかは冷静に判断しないといけませんね。

ある人は「お金を貸すなら、そのお金は返ってこないつもりで貸すべき」と言うのを聞いてなるほどと思いました。
そんな余裕がないので、お金は貸さない。
これに尽きると思います。

お金が余計なトラブルを引き起こしますし。

ナニワ金融道

4.保証人になってはいけませんね

一番怖いと思ったのは、保証人。
保証人になり、借り手が返済不能になれば、借りてもいない保証人が全額払う仕組みです。

だから、お金を貸してくれるというわけです。
「名前だけだから・・・」というのは甘い罠で、マンガの中で何人も吹っ飛びました。

自分のしていない借金で、自分の人生が狂わされる。
こんな怖いことはありません。

家族が就職をする時、家を借りるときなどには仕方がないかもしれませんが、安易に考えるべきではありませんし、お金が関わっている場面は焦った行動は厳禁です。

自分が大学生になり奨学金を借りる際に、身内以外に保証人が必要ということで、親戚になってもらいました。
その代わりに、親戚の子どもさんが大学に行き奨学金を借りる際に、今度はこちらが保証人になるということになりました。

こればっかりは本当に迷惑がかけられないなと強く肝に銘じて、奨学金の返済をしています。
あと7年はありますかね。

終わりに


ナニワ金融道を読むと、お金を借りる怖さが恐ろしいほどわかります。
お金とは感情抜きで、冷静に向き合うことが必要となります。

それがわかっていながら・・・というのもありますが。
教訓になるマンガでした。