書評:新しい自分に生まれ変わる「やめる」習慣(古川武士)

習慣化コンサルタント古川さんの「新しい自分に生まれ変わる「やめる」習慣(古川武士)」を読みました。

やめる習慣とは、悪い習慣のことを指しています。
そもそも悪い習慣とは、夜更かし、食べ過ぎなどの中期的にデメリットがあるもののこと。

悪い習慣をやめるのは、新しく始める習慣とは比べ物がにならないほど、誘惑や欲望との戦いがあり、挫折してしまいがちであ理、本書ではどのようにすればいいのかがまとめてあります。
古川さんの本は3冊目ですが、コンサルタントらしく、すぐに実践できる形で丁寧に書かれてあるのが魅力的です。



1.本の特徴

悪い習慣がやめられないのは、1、習慣引力の法則。2。意識・無意識のバランス。3。欲望と理性の戦い。


という形で、どうしてやめられないのか理由を深く掘り下げています。そして実際にやめるためには習慣を次のように3つに分けて考えます。

ネットサーフィン、無駄遣いなどの行動習慣はやめるのに1か月かかる。
食べすぐ、夜更かしなどの身体習慣はやめるのに3か月かかる。
イライラする、くよくよするなどの思考習慣はやめるのに6か月かかる。


こうした期間はコンサルタントとして働いてきた中で培ったもので、目安を知っていると成果が全然違いますよね。
やめるために、その期間を分割しています

悪い習慣をやめるまでは、禁欲期、無気力期、安定期、倦怠期を乗り越える必要がある。


こうした継続は力なりの本では、どのように取り組むかが書いてありましたが、本書のように、期をわけて、そのときにどのように取り組んだらいいのかを具体的に書いたものはありませんでした。
まさに、目からウロコです

こうして悪い習慣をやめることで、次の7つの効果を得られます

生活の主導権を取り戻せる。他の悪い習慣をやめる力がつく。健康になる。時間が生まれる。仕事、私生活ともに充実する。結果、セルフイメージが高まる。毎日が快適になっていく。


本書ではやめる悪い習慣の取り組み事例として、先延ばし、ネット・スマホ、無駄遣い、ダラダラ生活、夜更かし、食べ過ぎ、飲み過ぎ、いらいら、クヨクヨ、完璧主義の10の事例が紹介してあります。


2.こういう人におすすめ

悪い習慣があるせいで、日々の生産性が落ちている人にはバイブル的な1冊になるのではないでしょうか。
本書を読んで感じることは、ライフハック的なことを心がける前に、やはり捨てることが大事ということ。

やめる習慣は、生活の中から無駄な習慣を捨てることです。
この捨てるが基本ですから、まずはここに目をつけてみてください。

そして、今日、明日という短期ではなく、長期的な視点で考えるとより効果が出ると思います。
やめたい人にはおすすめの1冊です。
古川本  → 早起きの習慣を身につけるコツ~30日で人生を変える「続ける」習慣
→ 書評:7つの心のブレーキを外せばうまくいく「すぐやる」習慣(古川武士)