頂きはどこにある? ~人生の山と谷の対処法

「人生山あり谷あり」、って言われますが、

あなたの人生は今、谷ですか? 山ですか?

と言われたらどちらでしょうか。

そして、谷であればどのように対処することが求められているのか。山ではあれば・・・?



チーズはどこに消えた? のスペンサー・ジョンソンさんの著作です。
バターはどこへ溶けた?の作者とは違います。


こんな本です


人生の谷や山の対処方法について、寓話(例え話)を使って教えてくれます。
125ページと薄い本で、割と簡単に読めますが、その内容は深いです。

調子が乗っていいときにはいいのですが、その調子も続かずに落ち込んだ時にはそこであがき苦しむ。
その落ち込みから這い上がにはどうしたらいいか。

具体的なビジネスの方法論ではなくて、寓話から自分の生活に応用することが本書のテーマです。
チーズのときと同じで、2人の男女が出てきて、一人がもう一人へ山と谷の話をします。
そして、話が終わったあとに、話を聞いた人は自分の生活をどのようにするべきを見つけていきます。

こんな人におすすめ


・人生がうまくいっていない人
・いい調子が長く続かない人
・どつぼにはまったと感じている人
・人生哲学を学びたい人

頂きはどこにある? 

3つの感想


1.山と谷とは

単純に仕事やプライベートでうまくいっているときが山であり、何をやってもうまくいかない時が谷である。

そんな単純なことですが、山と谷はつながっていて、うまくできないと山はすぐに終わり、谷に落ち込みます。
そこで谷から出るためには行動しなければ谷からは出れません。
谷も山もつながっているのです。

この山と谷は、心の中にも存在します。

頂きはどこにある? 

2.山と谷の対処

山=いいときが、続かない原因は、自分の傲慢さにある。
誰しも、うまくいくときには、つい調子に乗ってしまうことがある。
時には、天狗になって「なんであの時に、あんなことを言ったんだろう」と後から後悔することもあります。

そんな時こそ、順調に行っていることを感謝し、謙虚になるべきです。
そして、調子に乗らず、物事に懸命に対処することこそが山が続く秘訣である。


谷=うまくいかないときは、エゴが原因である。
また、恐怖心がいっそうそこから這い出せなくする。
ちょっとしたことで急に弱気になって、あれもこれもだめだ、絶対うまくいかないとにっちもさっちもいかなくなってしまう。

そんなときには、その苦境にひそむ利点や、その状況の真実を見極めるべきである。
そして、具体的なビジョンを作り出し、恐怖を押しのけ、行動を起こすのである。

頂きはどこにある? 

3.現実の場面に当てはめる

この本を読んだからといって、自分の生活にすぐに生かせるわけじゃないです。
こうして読書を積み重ねていってわかったことは、

考えることこそが大事な資源である。

ということ。
ぼくもそうだったんですが、読書=特効薬、みたいな考え方をしていましたが、実際にはそうではありませんよね。
読んだことを実践する、繰り返し読み自分に浸透させる、得たことを元に考える、からこそ効果が出るものです。

この本もそうで、教えてくれる内容は深いものがあるんだけど、それをしっかりと読みこなして、自分の生活のどの場面で生かせばいいのか、ということを真剣に考えることで、山と谷に対処できるようになるはずです。

頂きはどこにある? 

終わりに

具体的なビジネス書ではないので、ノウハウは書かれておりません。
詰まっているのは人生哲学です。

ある一つの見方でしかないかもしれませんが、人生のさまざまな場面でたくさんの選択肢や視点をもつことは大事なことですね。