書評:人の心を自由に操る技術 ザ・メンタリズム(DaiGo)~実践してこそ生きる1冊

「人の心を自由に操る技術 ザ・メンタリズム(DaiGo)」を読みました。

仕事柄、心理学の本が勉強にもなり、実戦向きです。
DaiGoさんの本を読んで思うのは、心理学系の本は研究を元にわかったことをまとめていますが、DaiGoさんはそこを一歩越えていかに使えるかを追究しているってことですね。



1.メンタリズムとは

メンタリズムで大事なのは、いかに人の心の中に、そうとわからないように効果的に入り込み、自分の意のままに操るのか、ここにかかっているそうで、繰り返し主張されていることはメンタリズムは再現性のある科学であるということ。
このメンタリズムを構築しているのは、心理学を中心に、運動力学、催眠療法で使うような催眠、暗示、筋肉の動きや柔軟性で相手の心を読む読筋術、観察眼、話法であって、心理学ではなく、むしろ心理術だそうです。

本書ではメンタリストを用いる基本的なテクニックが紹介されてありますが、おそらく読んだだけでは、「う~ん」で終わると思います。
というのも、ぼくも偉そうに語れる資格はありませんが、スキルだからです。しかも、実際には複数のものを同時に仕組んでいかないといけない。


・・・そう、だから身近にメンタリストはいないのです。
読みながら、途方にくれる思いがしました。
DaiGoさんがテレビであんなに簡単にやっているのを見ている分、簡単にできるのかなって思いますが、それは追随をゆるさないほどの修練の結果だからです。

ので、まずはスキルについて知ること。それが本書です。そして、実際に用いてスキルを身につけていくことが必要なわけです。
身に付けるのが大変な分だけ、身に付けると他と圧倒的な差が作りやすいとも言えますよね。


2.口は雄弁

メンタリズムの基本は観察です。ここでは口の動きについて取り上げてみます。

話に興味があるときは、口元の筋肉がゆるみ、口が軽く開き、ときおり歯が軽く見え隠れしている。
逆に興味がない、不安・緊張を感じたり、同意できないなどマイナスの感情を持っている場合は、人の口元はぎゅっと閉じられている。


あなたの日常で接する人はどのような口元をしていますか?
観察することで相手の感情が読み取れるようになるかもしれません。


・・・とは言っても・・・というところです。
あとは本当の笑いは目尻が下がるとか、退屈した時は背もたれに寄りかかった猫背になりやすいとか・・・いろんな観察ポイントがあります。これらをDaiGoさんは観察しているというのですから、恐れいります

終わりに

本を読めば読むほどに、その人がどうして成功したのかがわかるとともに、同じことが簡単に出来ないのを思い知らされます。
ですんで、本書を読んだからといって、DaiGoさんのようなパフォーマンスはできるようになりません。
当然です。

でも、知識を得て、スキルを磨くと別の話になりますよね。読書のあとはやはり、行動が大事になるわけですよ。
今年はメンタリズムのことを勉強して仕事に役立てたいのが目標の一つになりました。
メンタリズムのことを知りたいのであれば、おすすめの1冊です。