書評:高校生のためのアドラー心理学入門―なぜ自分らしく生きられないのか(岸見 一郎)

今回は「高校生のためのアドラー心理学入門―なぜ自分らしく生きられないのか(岸見 一郎)」を読みました。



嫌われる勇気をオーディオブックで聴いて感銘をうけたので、アドラー心理学の本を手にとってみました。



著者の岸見さんが、ソクラテス哲学を学んだ人なので、最初の1/3~1/4程度はソクラテスの知の話です。
そして、その後ようやくアドラー心理学の話が出てきます。

読んでみたところ、高校生向けではないな・・・話が妙に堅いし、読みにくい。
特にソクラテスのくだりがとても・・・辛かったですね。

高校生はここで挫折をするんじゃないかと思います。
(ぼくの心はここで折れました)




そして、アドラー心理学の部分に入って行くと、嫌われる勇気で展開される話とほぼ同じ話です。
しかも、こちらは読みにくいときてます。
(嫌われる勇気は哲人と青年の対話を通じて、アドラー心理学が体系的に教えてくれますし、青年の身近な話が自分に置き換えやすいのです)

ですので、結論としては「嫌われる勇気」を読むべし。
ということですね。

内容的にはいいものが詰まっているんですが、読みづらさという点で評価は下がるのかなと。