ユダヤ人大富豪の教えIII ~人間関係を築く8つのレッスン

苦手の人の前では萎縮して、ある人の前では得意げになってしまう。

どこにいっても付きまとってくる人間関係の仕組みを解きほぐして、どのように人間関係を築くのかに焦点を当てた本です。





こんな本


「ユダヤ人大富豪の教え」と出会ったのが大学生の時。
ただ漠然としていたありきたりな人生設計に衝撃を与えてくれました。
今でも鮮明に覚えています。

その後、2が出て購入し、この度3を発見して、即購入しました。
今までの1や2は、お金の哲学といった感じでしたが、今回はそんな話は一切なく、人間関係をマトリックスで説明し、それがどのように作用するのか、そして、どのようにしていい人間関係を築くのかに焦点が当てられています。

(今更に気づくのですが、このシリーズは本田健さんが、自分の歩んできた道を元に書かれた自伝的なものでもありますね。主人公はケンですし)

人間関係は表面的なものじゃなくて、その人個人の内面に深く根ざしたものです。
内容が平易だけれども深いので、大抵1回しか読まないのですが、少しだけ時間を置いてもう一度読んでみようと思います。

ユダヤ人大富豪の教えIII ~人間関係を築く8つのレッスン

こういう人におすすめ


・人間関係で苦しんでいる人
・自分はうまくやっているのに、周りがついてこなくてイライラしている人
・人間関係をうまく構築することが必要な仕事についている人

感想


感情はエネルギー

自分は感情をコントロールすことが、社会人としては必要であると考えていたし、それがうまく行っているように思えても、実は周りに迷惑をかけていたり、うまくいかない原因を作っていたりしたようです。

というのも、感情はエネルギーであり、傷つきたくない一心で感情をコントロールしていると、感情を抑圧することになり、エネルギーが枯渇し、精気のない生き方となる、と。
逆を言えば、感情とうまく付き合えるようになると、人生が振り回されなくなるわけです。


人間関係は綱引きである

本書のポイントは、「人間関係のマトリックス」に集約されます。

2つの軸(ポジティブ・ネガティブ、自立・依存)で構成され、4つの立ち位置があります。
そして、相手との関係によって、自分の立ち位置が変化し、以下の様な構図になります。

ポジティブ自立 ⇔ ネガティブ依存
ポジティブ依存 ⇔ ネガティブ自立

異なる立ち位置同士でのやりとりがまさにうまくいかなくなる原因であり、相手との綱引きが始まります。
違う人とは違う立ち位置で綱引きが起こり、駆けずり回るようになる(人間関係のマトリックダンス)、日々疲弊していってしまうわけです。

そのダンスから脱出するためには、自分の立ち位置を知りセンターを意識すること。
センターに移ろうとすることで相手との人間関係がうまく周り、安定したものになるわけです。

ユダヤ人大富豪の教えIII ~人間関係を築く8つのレッスン  

すべての人が過去の出来事に影響を受けている

人間関係をうまくいくための本というのはたくさん出ており、読んだこともあるのですが、今思えばそれは表面的なことだったとしか思えません。

自分の個性や考え方は、育ってきた環境や経験に左右されます。
その中で培われてきた1つに人間関係の力があります。

つまり、人間関係というのは、本人の内面、そして過去からの影響から来ているわけです。
うまく人間関係が築けない人は、それを意識し、理解し、解放させなければいけません。

答え(原因)を相手に求めるのではなくて、自分に求めるわけです。

そうすると自分には思い当たる節もあり、これまでの出来事で妙に納得できることが増えてきます。
だからといって後悔する必要はなくて、これからの生き方に反映させていければいいのです。

ただ、そうやって過去と向き合うのは、勇気や時間がいるものです。
そういったセミナーに参加するというのも、過去を解きほぐすためにも有効なのでしょうね。

ユダヤ人大富豪の教えIII ~人間関係を築く8つのレッスン  

終わりに


本書は軽いタッチで書かれているのだけれども、内容は深くて、、、そして重たい。
自分の内面というのが苦手なぼくにとっては、なかなか読み進めるのが難しい本でもありました。

ただ、そこに焦点を当てることになって浮き彫りなることや成長につながることが多いのも発見です。
ビジネスはお金や効率ばかりを見てしまいがちですが、内面へ目を向けるのもバランスのとれた人生のためには必要なことです。

理解できていない部分もあるので、また読みなおしてみます。
次回 → 未来は、えらべる! ~バシャール


大富豪シリーズです↓