経費で落ちるレシート・落ちないレシート

確定申告の締め切りがあと2週間ちょっとですね。
みなさんは、確定申告は済ませましたか?

ぼくはまだです。。。急がないと・・・



今回の確定申告のため、、、じゃなくて、でも気になったから購入して読んだ本です。
発売自体も最近のものなので、今の法律に対応しています。




こんな本です


公認会計士・税理士の梅田泰宏さんが書いた本です。

あらゆる領収書は経費で落とせる―確定申告を見直してみようの本は、税務署員の立場から書かれたもので、
この本は税理士が書いたもの。

読んでみて、税務署の方は強者の立場で書かれたもので、今回の本は弱者の立場で書かれたもののように感じました。
考えてみれば、税理士が確定申告の手伝いをしてNGと言われたら元も子もないわけですから。

脱税せず、節税して確定申告を通すのかをより現実的に書いた本です。
だから、「これは経費になりますよ」と安易には言わず、「この経費は50%くらいはなると思う」といったような感じです。

今回の確定申告のためにもなりますが、来年度の確定申告に備えるための本ですね。


経費で落ちるレシート・落ちないレシート  

こういう人におすすめ


・節税の観点から経費を計上したい人
・堅実に確定申告をしたい人
・経費の考え方を身につけたい人

※劇的に経費を計上する裏技はありません。
どのように経費を考えて、仕事上の出費を経費とするかに重点が置かれています。


読んだ感想


1.結局は仕事で使ったかどうか

税金関係の本を読んで思うのは、関係ない出費は経費にはならないということ。
大事なのは、その出費が仕事でどういかされたかを証明できること。
ただ、気をつけるのは、仕事でいかされたからといって、「それが全額なのか、50%程度なのか、按分(あんぶん)を考えること」です。

仕事で使っていない出費は脱税の元。
外してはならないですね。


経費で落ちるレシート・落ちないレシート

2.領収書には面倒でも記録を取る

仕事のために使ったとはいえ、何のための出費だったのか忘れてしまってはいけません。
会議費、接待費などなどいろいろと出費があり、領収証やレシートを貰いますが、そのときに誰と何を話したのか、しっかりと書いておくべきです。

税務調査の時に証明できるからです。

それをしておけば、一見関係のないように見える出費も、きちんと仕事で使われたが証明できます。
また、交通費も専用の表を作っておき、「いつ」「どこに」「いくら」「何のために」といったことを逐一記録とっておくと証明できます。
会議費であっても、簡単であるけど議事録をとっておき、添付します。

面倒であっても、それが経費できちんと落とす近道です。


3.税務署への心象を悪くしない

税務調査が入ることがあります。
そんなときにやってくる税務署員は人間。

グレーなことをしていれば、「この人は怪しいから、徹底的に調べてやろう」と思われてしまいます。

例えば、個人事業主で1台だけ持っている携帯電話を全額で経費にしていた場合には、「プライベートでは使っていないの?」という疑問が出ます。
疑問を持たれると、他の経費も疑われてしまいます。

もしも、「携帯電話をプライベートと仕事で6:4の割合で使用したから4割を経費」としていたら、税務署員には「きちんと考えて申告をやっているな」と思われて、きちんとした実態が反映されているとみなされます。

グレーな部分を攻めるだけ攻めて、税務署員に疑われ、追及され、防戦する、というのもありなんでしょうが、やはり疲れますし、あとから税金を収め直すとペナルティも増えてしまいます。

経費を計上しないのではなくて、きちんとした考えを持って誠実に経費を考えることが大事です。

経費で落ちるレシート・落ちないレシート  

4.経費というよりも、まずは収入

経費、経費って言っていると本末転倒になってくるのが、経費は出費でありマイナスです。
しかも、節税といっても税金が10%だの、20%だの安くなるだけですから。。。

そもそも、本業の収入をあげないといけませんし、経費がかかるということはそれだけ儲からないということでもあります。
まずは収入ありきであって、経費は二の次。

経費を増やすことを目的にするべきではありません。
(それほど儲かっているのであれば別ですが・・・)

経費で落ちるレシート・落ちないレシート  

5.経費を考えながら仕事をする

本を読んで一番勉強になったのは、「経費の知識を持って、仕事との関係を考える事」です。
仕事で何気なくした出費を経費であると考えて行動するのと、経費かどうかわからないからどうでもいっかと考えるのでは、1年後は全然違います。

どのような理由で経費としてあげるのか、その基礎をこの本で学びました。
これを今回の確定申告にいかすという視点ではなくて、来年度のためにこの1年間をどう過ごしていくのか、という指針に活かしていこうと思います。

また、誠実に経費を反映させていくのかがいかに大事か、そして、それが将来的につながっていくのかがわかりました。


あらゆる領収書は経費で落とせる―確定申告を見直してみよう

は、中級編かなと思いますので、まずは入門はこちらの書ですね。