「他人に期待しない」生き方のすすめ

職場でストレスを抱える多くは「他人に期待しすぎた結果」ではないかと強く思います。

もしも、外を歩いていたら野放しのライオンに出会って噛みつかれても「仕方ないな」と思えます。
その一方で、上司に蹴られたら、「めっちゃむかつく!」わけです。

上司もライオンも同じようなものですが、ライオンに噛まないこと期待しても無理なわけで、噛まれても仕方ないと思っています。
だから、噛まれても受け入れられます。
上司には「自分を大事に思ってもらっている」などと期待をしているので、蹴られると怒りを覚えます。

期待しなければ、失望しなくていいわけです



1.そこには正義がある

すごく後ろ向きな話のように聞こえるかもしれませんが。
仕事では残業代は一切出ませんが、残業なしには終わりません。

管理職からすれば「それが当たり前」と考えていて、放置している状態です。
現場で働いている者からすれば、残業を少なくできるアイディアができるのに、管理職がそれをしないことや話さえ受け入れないことに腹を立てます。
で、あれば管理職も話を少しでも聞けば、みんながより豊かに働けるようになるのになと思うんですが、実現しません。

ぼくはけっこう思ったことを言うので「なんで改善のために動いてくれないのか?」と言ったりします。
「生意気なこと言うな!」と怒られてしまいました。そして、ぼくに対する攻撃を始めるわけです。

より良くなる提案もダメになる理由は、管理職には管理職の正義があり、労働者には労働者の正義があるからです

正義と正義のぶつかり合いになれば、当然争いになります。




2.期待しなければ

もしも、管理職に期待をしなければどうなるか。
日々の残業の中でも「管理職のせいだ」という思いは消えると思います。
こうして、管理職に向いていたエネルギーはようやく仕事に向かい『現実問題として、いかに早く帰るのを実現するか』の思いに集中できるようになるのではないでしょうか。

期待をかけるからいけないのです。


例えば、同僚で嫌な奴がいて、雰囲気を悪くすることを平気で言うとします。
それを聞いて、嫌な気分になるのは、あなたが同僚たちに「職場では雰囲気をよくすること」を期待し、求めているからです。

もしも、その同僚に「あいつは嫌なことを平気で言う奴だ」と思っていたら、その人が嫌なことを言っても、何とも思わないでしょう。




3.自分にしか関心がない

なぜ、思いやりのない行動を取るのか、人を嫌な思いにさせるのか、突き詰めてみれば

みんな、自分にしか興味がないからです


嫌なことを言っている人も、自分基準では問題ないレベルであったり、ふつうのことかもしれません。
他人がどう思っているかなんて関心はありません。
あるのは、こうするべきだという「自分の正義」です。

周りで迷惑を被る人も自分に関心があり「自分に対する迷惑は嫌だ」と考えているわけです。
そこにあるのも「自分の正義」


理解してくれる他人と思っても、根本的には自分にしか関心がありません。
だから、「内緒だからね」と本音や打ち明け話をしても、自分のことしか関心がないからバラされてしまうのです。
打ち明けた人も自分に興味があるので、あの人も私を大事にしてくれると勝手に思い込んでしまって、期待を裏切られ、ショックをうけるのです。

秘密なんて、ごくごく限られた人以外の他人にしゃべった段階で周囲にバレるのは当たり前なんです。




4.自分を守る

他人に振り回されたり、傷つけられたりするのは、根本的には自分がその人達に無意識のうちに期待をしているからです。
そういった人たちに期待をするのをやめれば、被害を受けるのを防ぐことが出来ます。

何でもかんでも期待し続けるとぼろぼろになります


ストレスを多く溜める方はここの分離がうまくできていないのかなと思います。
ぼくもだいぶ理解してきました。
「自分基準の考え方で、同じ水準を求めてもだめだし、できないんだ」と。

イライラを溜めても現実が変わるわけではないので損ですよね




5.コントロールできるものを探す

「他人に期待をしない」という主張はすごく後ろ向きな考えと思われるかもしれません。
でも、現実的にはだめな人に期待をするほど馬鹿なことはありません。
人って変わらないですよね。

その変わりにコントロールできるものを探します


で、その部分から変えればいいわけです。
管理職が残業を減らす努力をしないのであれば、個人の裁量の中でできる努力をする。他の人に働きかける。もっと上の人に訴えるなどといった行動の取り方があります。

コントロールできない部分に期待をかけているから、不満ばかりを溜める結果になっているともいえます




終わりに

仕事をしていると本当にいろんな人がいるのを実感しますね。
他人って自分には理解できない人ばかりですよ。

だからこそ、ぼくは人によって線引きを変えてます。
「どこまで話をするか」「親しくするか」「助けてあげるか」
プライベートな事に関しては、かなり慎重にオープンする情報とクローズする情報に分けてます。

すべての人が自分を理解してくれるなんて傲慢です。
いてもほんの一握りだけです


だから、職場の人に求めちゃいけないんです。
下手をすれば、揚げ足を取られる、噂が独り歩きしますから。


こんなことをしていても、良好な関係を築けています。
というのも、やっぱり自分にしか興味がないんでしょうね、相手の話を聞いてあげていれば仲良くなるんですよ。
次回 → 新しいことを定期的に始められる人が最強