書評:これがメンタリズムです メンタリストになれる本(DaiGo)

今回は「これがメンタリズムです メンタリストになれる本(DaiGo)」を読みました。
DaiGoさんの最新本を読んだあとに、初期本を読むのは不思議な感覚でした。


本書はパフォーマーとしてDaiGoさんが書いた本になっています。
パフォーマー引退後の本は、メンタリズムを生活に活かすという視点でかかれてあり、本書とは性格が違います。



本書で一番注目したのは、フォーク曲げ。
95枚の写真を用いて、フォーク曲げの様子をコマ撮りされてあります。

DaiGoさんいわく、フォークの曲がりやすい部分、力を入れてないようでしっかりと入れるコツ、力が入る姿勢などを駆使して実践しているそうです。
練習の日々では1日に100本のフォークを曲げていたといい、超能力でも何でもないと言い放ちます。


ああやって簡単に見えるのですが、本書を読むと簡単に見えるものほど奥が深いって、思えます。
その努力をテレビでは当然見せないので、視聴者は簡単にできると錯覚してしまいます
(株で儲けた関係の本も同じ原理ですよね)





本書は”メンタリストになれる本”としてタイトルがついています。
たしかに、メンタリストの基本的な技能やネタの仕掛けが書かれてあります。

ただ、

読んでもメンタリストにはなれませんから。


ここだけはお間違えないように。


メンタリストが使っているのは、言葉を強調したり、視覚作用を利用したりして相手を暗示にかける技術であったり、目元、口元の筋肉の動き、全身の動きを読む技術であったりするわけで、どれも熟練が必要なものです。
そうした基礎がたしかに解説してありますが、ひたすらに練習が必要。

そこまでして得るものはあるのかを考えたほうがいいかな。


と辛口が書くのは、本書に何を求めたらいいのか・・・が不明であるからです。
印象としては、DaiGoさんが時の人になったから、ちょっとしたネタばらしを入れておけば売れるだろう・・・という感じ。

内容は小出し感は否めませんし、作家DaiGoとしての熟練はまだまだです。
DaiGoさんがやっているパフォーマンスのほんの一部について知りたければ、意味がありますが、評価が難しいです

むしろ、人の心を自由に操る技術の方が、より実践的でまとまっていると思います。

参考 → 書評:人の心を自由に操る技術 ザ・メンタリズム(DaiGo)~実践してこそ生きる1冊
では!