奇跡が起こる半日断食(甲田 光雄)~実は半日断食を1年以上続けています

1日2食で体重が3キロ減った、ぼくの4ヶ月の取り組みで書いたんですが、半日断食を1年以上やっています。

今回は、「奇跡が起こる半日断食―朝食抜きで、高血圧、糖尿病、肝炎、腎炎、アトピー、リウマチがぞくぞく治っている! (甲田 光雄)」を読みました。
何を持って半日断食なのかはさておき、今の取り組みは半日断食というらしいことがわかりました。

本書を読むと、断食がいかに素晴らしく、効果があるが書いてあります。
が、どこまで信じるかはあなた次第、というやつかもしれません。




1.実践によって裏打ちされている半日断食

著者の甲田さんは、医者を目指しながら病弱で、しばしば休学を繰り返す日々だったそうです。
現代医学を利用しつつも「治療は難しい」というところにきて、断食に出会います。

そうして、断食(西式健康法)に取り組んでいくと、今まで解決しなかった病気が徐々によくなり、最終的には病気が治りました。
そして、医者になり、断食療法、西式健康法、生菜食健康法などの研究に取り組むとともに、その実践をしてきました。

その一つが朝食を抜く半日断食。
朝食は食べないといけない! という風潮の中でこの主張は袋叩きに合うことしばしば。
でも、甲田さんは次のように書いています。

朝食抜きの1日2食主義を実行された人々の大半から、朝食を抜いたおかげで体調が大変良くなり、胃腸病はもちろん、高血圧症や肥満症、糖尿病、脂肪肝、それにアレルギー性疾患のアトピー性皮膚炎、気管支喘息、花粉症などが好転してきたと喜びの声を聞くにつれ、朝食抜きの正しさを確信できるようになってきました。
これらの実績は、単なる理論ではなく、実学に基づくものであるだけに、他の誰がそれに反対しようと微動だにしない自信ができているのであります


何万人もの患者を見てきた自信がこう言い切らせるのです。


奇跡が起こる半日断食―朝食抜きで、高血圧、糖尿病、肝炎、腎炎、アトピー、リウマチがぞくぞく治っている! (甲田 光雄)

2.現代人は食べ過ぎ

そもそも、動物の長い歴史を振り返ると、いつも飢えに苦しんでいたのが常でした。
それが食料が過剰に供給されるようになり、飽食に耐えられず、種々の病気を生んでいると主張します。

趣味のアクアリウムで、熱帯魚にえさを上げ過ぎると肥満になり、時には内臓脂肪が付き過ぎて生殖異常を起こすこともあります。
これは自然界で生きていれば起こりえないことなのです。


また、畑で野菜を育てているんですが、水を与えすぎると野菜は美味しくなくなります。
というのも、「いつでも水がもらえる」とわかり、野菜が根を伸ばすのをやめてだらけるからだそうです。

甘いトマトを作るためには水を極力与えないんですよね。
そうして、トマトに飢餓を与え、水分を自力で探させ、生命力を呼び起こすわけです。

過剰というのはいいことではないんですよね。
だからこそ、現代病と呼ばれるわけです




3.風邪を引いたら何も食べない

現代栄養学の常識を疑えと著者は言います。
朝食は絶対食べるべき、1日30品目食べろ、こうしたことがよく言われます。
食べ過ぎの害は免疫の力も低下させてしまいます。

風邪をひいたとか、ちょっと体調を崩したとします。
すると、食欲が落ちます。
そんときに「今日はもう食べたくない。こんな日は断食しよう」と、半日断食をしたら早く回復するのに、「栄養をつけないといけない。1日30品目食べないと」と思って無理して食べると、治るものもなかなか治らなくなってしまいます。
現代の栄養学に縛られて、かえって健康を害している見本なのです


昔は風邪を引いた時は重湯ですますなどして対応していたことを引き合いに出しています。
極論なのかもしれませんが、そうした実践で効果をあげています。




4.元凶は宿便

食べ過ぎがいけない、というのはなぜかというと、腸内に溜まる宿便。
簡略化すると以下の様な感じ。

毎日毎日しっかりと食べ過ぎる

腸内に宿便がたまる

排泄されないので、腸内細菌の酵素で発酵分解

異常発酵(毒素など)が体内に吸収

めまい、倦怠感などの症状


この宿便の有無は、お風呂に浸かり、足と背を伸ばした90度の姿勢で両手の指先でおなかを押していき、痛みや反応を感じると宿便がたまっているとみて間違いないそうです。


半日断食のみそは、朝は排泄の時間にあてて、宿便を全て出しきろうなのです

これが大元になっています。




5.半日断食の基本

半日断食の基本は次のようなものです。

1.朝食を食べずに、午前中は水分のみをとる

2.昼食と夕食の量は普段より軽めにし、間食や夜食をしない

3.水分は生水と柿の葉茶で1日1.5~2Lを目安に取る

4.慣れてきたら肉や乳製品を避け、油、刺激物は避ける


ぼくは1のみ実践し、2を心がけている程度です。。。

なお、推奨される食べ物は、青汁(生野菜ジュース)、玄米、海藻、豆類、小魚類などです。
修行僧か!! って言われそうですが、現代は飽食の時代であり、それを否定するやり方なのでどうしても、こうした取り組みになってしまいます。

アニメ一休さんでは、食事は貧しんですが、みんな毎日元気ですよね。
きっと食べ過ぎない、食事が質素というのは健康の秘訣なのかもしれません。




6.断食の10の効能

断食の効能として以下の10をあげています。

1.断食は眠っている本来的な力を呼び覚まし、体質を変える

2.断食は快感をもたらす

3.断食はエネルギーの利用の仕方を変える

4.断食は宿便を排泄する

5.断食は環境毒素を排泄する

6.断食は自己融解を起こす

7.断食は遺伝子を活性化する

8.断食はスタミナをつける

9.断食は免疫を上げる

10.断食は活性酸素を減らす

なお、著者は1日断食、複数日の断食は更に効果があると言います。
が、この場合は断食指導ができる専門家の協力のもとに行えと警告しています



7.ぼくが半日断食をする理由

半日断食をして健康体になったか? と聞かれると、正直良くわかりません。
というのも、もともと健康体なんですよ。。。

でも続けていくのは自分なりに感じているメリットがあって、

1.朝の食欲がない中で無理やり食べなくていいのは楽
2.朝食の時間が浮く
3.朝食食べなくても影響がない
4.太りにくい体質になった
5.昼食の量が減った(1日のカロリー減)
6.そんなに食べないでいい、という意識がついた

という感じです。
3食食べるという常識を疑い、実践しても何らの影響もなく、それどころか、食べないことが、食べ過ぎている現実に気づかせてくれたわけです。
そうして、カロリー摂取量が減らすことができました。

あと、個人的に信じているのは、朝食を抜くことで16時間以上胃を休め、肝臓を休められるということです。
内臓の疲れが実は抜けない疲れの正体という話を聞いたことがあるので



終わりに

断食の治療法を実践してきた著者だけに、いろんな病気に効いたと書いてあり、30人もの体験談もかかれてあります。
現代医学では解明できない、解決できないものがあるのかな、という新たな可能性を知ることができました。

実際にいいかどうかは・・・・正直、不明です。
朝食を食べることについても、昔は食べてなかったわけですしね。
地球温暖化についても本当かどうかも疑わしく思っており、今の常識が本当に科学的に正しいのかどうかは、考えないといけない問題かなと。


もしも、行き詰まりを感じている方がいれば、ありなのかもしれません。
巻末には、全国で断食療法が受けられる医院のリストがもありますので。

気になったら手にとって見てください