効果的な目標の設定方法と達成のための5つのコツ

目標がなぜか達成できない・・・そもそも、三日坊主で終わるんですけど・・・。
というのは、なぜか。

結論から言うと、そもそもそれが、「自分の生きがいややりがいに繋がっていない」からです

「ザ・コーチ – 最高の自分に出会える『目標の達人ノート』(谷口 貴彦)」はそんな目標の設定や達成の仕方をステップアップ式に教えてくれる本です。
どのように目標を設定し、達成したらいいのかを見てみましょう!



夢・目的・ゴール・目標・ビジョンの違いを知る

目標達成のためには、夢・目的・ゴール・目標・ビジョンの違いを知ることが始めの第一歩です。
きちんとした目標、目的等が設定されるとそこに向かうモチベーションが上がってきます。

夢とは「本当に心から実現したいもの」

夢の中から現実的に達成したいものが目的。
「~のために」というような生きがいややりがいになるもの

目的のための最終的な目印がゴール

ゴールまでの途中の目安や通過点が目標

という構成になります。

そして、ビジョンは「ゴールを達成した瞬間に味わう感情、シーンを描くこと」


ザ・コーチ - 最高の自分に出会える『目標の達人ノート』(谷口 貴彦)

ノルマでモチベーションが上がらない理由

会社で与えられるノルマ。
このノルマほどをモチベーションを下げるものはありません

「ノルマまでまだまだあるぞ!」
と上司に言われたらより一層心が挫けてしまいます。

このノルマというのは、自分の意欲をあげてはくれません。
というのも、現代は物質的な豊かさがあるために、人は物質的欲求よりも精神的欲求の方を求めているからです。
マズローの欲求の段階で言えば、「人に認められたい」といった承認欲求や自己実現の欲求を求めていることになります。

とすると、ノルマはただのノルマであり、精神的に何かを満たしてくれるわけではありません。
というのも、目的がないからモチベーションが上がらないのです

例えば、車を販売する仕事をしている時に、「新車月5台がノルマだ」と言われた時に、
「何のために?」というやりがいがなければ、やる気は起きません。




ドリームツリーをつくる

では、車を販売する仕事での目的を作り、達成することを考えてみます。


1:目的を設定する

そもそも、なぜ車の販売をすることを仕事にしたのでしょうか?
仕事がそれしかなかったから?
車が好きだったから?

思いつかなければ、仕事をやっている時のやりがいを考えてみましょう。
車が売れた時にはうれしいものです。
そして、お客から感謝された時にはうれしさがこみ上げてきます。

お客からしたら、車を購入することが生活が便利になるわけです。

ということから、例えば、「お客の生活がより便利に豊かになる手助けをする」「車のある新しいライフスタイルを提案する」「幸せな人を増やす」といったものでいいでしょう。
これを生きがいややりがいと感じられたらオッケーです。


2:ゴールと目標を設定する

自分の人生の生きがいは目的に設定し、ゴールは会社の目標との接点を考えるとよさそうです。
目的のために、毎月5人のお客を幸せにしよう
つまり、月5台のノルマを達成しよう、をゴールにします。

次に目標の設定。
ゴールにたどりつくために、

・毎日5人のお客の車や生活への不満を聞く
・販売後のフォローアップをして、車で不便している人はないかの電話を毎日3回はかけよう

という風にしていきます。


3:ビジョンを描こう

「車を納車する時」「お客に感謝されている時」「フォローの電話の時に、あなたのおかげでと感謝される時」などを思い描いてみよう。
きっとワクワクするはず。

現実にはうまくいかないときがあるかもしれませんが、常にビジョンを持って行動することで、よい結果がついてくるようになります。
嫌だった仕事が、ワクワクしてくるようになります




目標を達成するための5つコツ

↑の手順で自分の目標などを設定してそれらを達成することをしてみましょう。

・・・。

とは言ってもなかなかそう簡単にうまくはいきませんよね。
ここで、目標を達成するためのコツをまとめます。


1.目標のために行動するベネフィット(利益)を知る

志を持って行動すると、そこには必ずと言っていいほど協力者や共感者が現れて、手助けをしてくれます。
また、決断や選択をする力、精神的にタフになる、自分が成長する、感情豊かになるなど、
多くのベネフィットが得られます。

結果だけを見てしまうと、自分の人格否定になってしまいますが、大事なのは過程です。
たとえ、結果が出なくてもその過程で自分が前進していることがわかれば、目的へは一歩一歩近づくわけです。

結果は一時的なものであり、それはゴールや目標の設定の仕方で変えられるわけです。
自分が成長することが目的達成のためには欠かせない要素であることを忘れてはいけません



2.心のブレーキを知る

目標を挫くの、実は身近な人間の存在です。
「そんな目標意味無いじゃん」
「どうせできないんでしょ?」
「ほら失敗した」

と無責任に非難・批判をしてくるドリームキラーとなっているからです。
周りの人に話すときには、過程を評価してもらえるような目標にすることなどが必要になってきます
(大きすぎる目標は話さない方がいいかもしれません)

また、どのようなことをしたらいいのかわからないという無知もブレーキになります。
知識をつけるのが一番です。
そうすると、自然と道が見えてきます。

そして、目標を向かうときの変化を自分自身が恐れてブレーキを踏みます。
コンフォートゾーンの考え方にあるように、「現状維持」が一番心地良いわけです。

目標達成のためには、現状維持ではだめな場合が多く、そのときの変化が苦痛になります。
また、変化には選択や決断を要求されます。

そのためには、いつも小さな決断(今からご飯を作ると宣言するなど)をする、ビジョンを持つといったことが必要になります。




3.ビリーフを変える

自分の信念(ビリーフ)を意識的に変えていくことで目標達成の近づくことが出来ます。

何かに挑戦し失敗すると、負の感情を持ってしまい、心が挫けてしまいます。
この失敗の意味合いを変えましょう。

発明王のエジソンは失敗のことを「うまくいかない方法を発見した」と言っています。

「◯◯というやり方では、人は納得しないことがわかった」というように、発見へとつなげてあげると意味が出てきます。
そうして自分の行動を肯定的に捉えましょう。

また、目標が達成できなかった時には、目標の方が合っていなかったこともあるので、目標を再設定すればいいのです。
目標にこだわりすぎるからうまくいかないことも多いのです。
そして、その時にはプロセスに注目し、評価しましょう



4.他人と比較ではなくて、現在地を知る

目標とは通過点であり、自分がどこにいるのかを知るためにも、見える化します。
そうすると、進捗状況が50%であったときに、
「A君はすでに80%だ」と他人と比較してはいけません。

自分が現在50%の地点にいることを知るのが大事なわけであり、残りの50%を埋めるために何をするのかに焦点を当てるのが大事だからです。




5.何がしたい? と自分に問う

ノルマのように、他人から(無理やり)与えられるものには、あまり価値を感じられません

「お前は運動不足だから、毎日30分走ってから仕事にこい」と言われても絶対に走りませんよね。

肩こり、慢性的な疲れ、気持ちが上向かない、そんなときに「どうしてだろう?」と自分で考えて、運動不足に行き着いた時にこそ、毎日30分走ろうという気になります。
「自分の健康を促進するために」「仕事をより能率よくこなすために」と考えるからこそです。

ということは、つまり行動に対する意味付けが必要なのです。
だからこそ、いつも「自分は何がしたいのだろう?」と問う習慣が大事になります。

そうして出た答えはきっと自分のモチベーションを上げてくれるものになります。



終わりに

本書には、目標の達人になるための素晴らしいエッセンスが詰められているのですが、文章にしてみると全然うまくいきませんね。
今、すごく聞く「自己実現」の考えは、本書にすごく共鳴するものです。

仕事を辞めて云々という前に、自分が何がしたかったのか、夢や目的を考えるヒントをくれます。
仕事に対してやる気が持てない人も、夢や目的を考えることで、もう一度モチベーションが上がることもあるはずです。

まずは「生きがい」や「やりがい」を探すところから始めてみませんか?