あなたの生活が充実する、4つのエネルギー管理とその儀式とは

昨日はよくやったけど、今日は全然ダメだった、、、いい日、悪い日はあるものですが。
より高いパフォーマンスには、ムラを無くすことが必要です。

そのためにすることは、根性論ではなくて、そのための儀式を持つことです。
決して、宗教的なものではなくて、儀式とは習慣のこと。



フル・エンゲージメントの考えから

「成功と幸せのための4つのエネルギー管理術―メンタル・タフネス(ジム レーヤー・トニー シュワルツ著)」に感銘を受けて、記事を2つ書いてきました。

1:あなたの人生の目標を見つけるための3つの考え方と方法
2:日々疲れている人への処方箋・・・そんな人は肉体のエネルギーの管理をしよう!



今回は根幹になっている「4つのエネルギー」についてとその儀式の例を、備忘録として記録しておくことに主眼をおいています。
4つのエネルギーについて視点を持ち、自分にはどのエネルギーが足りていないのかを考えることで、生活の質的向上ができます。

ちなみに、著者のジム・レーヤーは、スポーツ心理学の権威で、メンタル・タフネスのトレーニングシステムを開発した人です。
元々はプロのテニス選手を指導してきた人のようです。

この著者が開発した、フル・エンゲージメントの、肉体・情動・頭脳・精神の4つのエネルギーについてまとめます。


成功と幸せのための4つのエネルギー管理術―メンタル・タフネス

1.肉体のエネルギー

肉体のエネルギーは、生活を支える根本的な原動力です。
肉体のエネルギーは、酸素とブドウ糖の相互作用によって生まれ、呼吸をすること、食べることが最も重要な要素となります。

実力を発揮するためには1日7~8時間の睡眠をとること、
また、身体的能力を伸ばし、効率的に回復できるインターバルトレーニングが有効であり、
実力を最大限に発揮するためには90~120分ごとに回復のための休憩を入れることが必要です。

次にこのエネルギーが抱える問題を克服するための儀式を紹介します。



エネルギー状態の低さ

エネルギー状態が低い場合には、まず食べるものをチェックしましょう。
低カロリーで栄養価の高い食事がキーポイントです。
また水をしっかりと飲む習慣が大事です。

食事のメニューや間食の時間などを儀式としてもちましょう。
(朝、昼、夜のメニュー。間食は低GI値のものを採用する)



集中力の欠如、疲れ

集中力を高めるためには、睡眠をしっかりととりましょう。
そのためには、寝る前に「入浴」「読書」といった何をするのか、そして何時にするのかの儀式が必要です。
また、起きた時には、「ウォーキング」「朝食」といった儀式も必要です。

窮屈な生活に思えるかもしれませんが、こうした儀式を持つことが、肉体のエネルギーを管理する最良の方法となります。


成功と幸せのための4つのエネルギー管理術―メンタル・タフネス

2.情動のエネルギー

実力を最大限に発揮するためには、ポジティブな情動が必要です。
それは、楽しむ気持ち、挑戦する気持ち、冒険する気持ち、よい機会だと思う気持ちのこと。
それを動かす鍵となる「筋肉」は、自信、自制心(自己管理能力)、社会的能力(他人との関係)、共感能力。



忍耐力

もしも、あなたが忍耐力をつけたいのであれば、壁となるのは「短気」「過度に批判的」といったもの。
そして、そのおかげで良好な人間関係とは縁がなくなります。

そのために、あなたがするべきことは、危ないと思ったらすぐに口に出さず一呼吸をおいてみることや、自分に「寛容が肝要」と言い聞かせる、爆発してしまったらきちんと謝るといった儀式が必要です。



共感能力

共感能力の筋肉をつけたいのであれば、壁となるのは「聞く能力の欠如」「共感能力の低さ」といったもの。
そして、そのおかげで深い人間関係が築けなくなります。

そのために、あなたがするべきことは、話はまず聞くことから始める、相手から聞いたことを「なるほど」とか、うなづく、確認するなどすること。
「君が言いたいのはこういうことだね」と相手の意見をまず受け入れること

このような儀式が必要です。


成功と幸せのための4つのエネルギー管理術―メンタル・タフネス

3.頭脳のエネルギー

頭脳のエネルギーは、必要なものに意識を集中させる役割を担っている。
ぼくたちが実力を100%発揮するのに一番関係しているのは「現実的な楽観主義」であり、これは「現実を直視する」面と「常にポジティブに目標に向かって取り組む」面という相反するベクトルを内包した考え方である。

頭脳のエネルギー状態を最適に持っていくためには「頭脳の準備」「視覚化」「自分に対する前向きな語りかけ」「効果的な時間管理」「創造性」といった頭脳の筋肉の働きがある。



時間管理の能力

時間管理の能力の筋肉を強化したいときには「時間管理が下手」「注意力が続かない」といったことが壁になっています。
そのために、「今日やるべきリストの作成」「日記をつけ自分の内面に注意を向ける」「1日の中で集中した時間を持つ」「仕事の後に予定を組む」といった儀式をもってみましょう。



現実的な楽観主義

現実的な楽観主義の筋肉を強化したいときには「物事を悲観的とらえる習慣」「ネガティブ思考」が壁になっています。
そのために、「不安に思っていることを書き出す」「脅威をチャンスと捉え直す」「最悪の事態を考え、その結果を受け入れられるかどうかを考える」「自分の長所に意識を集中させ、感謝する」といった儀式をもってみましょう。


成功と幸せのための4つのエネルギー管理術―メンタル・タフネス

4.精神のエネルギー

精神のエネルギーは、人生のあらゆる面において行動のもととなる大事なエネルギーです。
情熱、忍耐力、他者とか変わっていこうという気持ちを支える「燃料」となります。
自分が一番大事に思う価値基準を認識し、私利私欲を超えた使命感をもつことから生まれます。



正直さ

正直さの筋肉を鍛えるときには「信頼性の欠如」「誇張して話す」などの壁があります。
そのおかげで、他人から信頼されなくなります。

そのために、「大げさな表現をしていないかをチェックする」「不適切な表現をした時には訂正することで責任を取る」といった儀式を持ってみましょう



誠実さ

誠実さとは、相手との約束を守ることです。
この筋肉を鍛えるときには、「締め切りを守れない」などということが壁になります。
そのおかげで、他人から信頼されなくなります

そのために、「その仕事を自分がやらないといけないのか」「いつまで仕上げなければいけないのか、そしてそれはできるのか」を自分に質問する儀式を持ってみましょう。
そして、「やるべきリスト」に書き込みましょう。


成功と幸せのための4つのエネルギー管理術―メンタル・タフネス

終わりに

ざっと紹介しただけでは、いったい何が・・・というところですが。
大事なことは、自分の弱い・おろそかにしているエネルギーに対して儀式、つまり習慣をつくりあげることです。

ただなんとなく過ごすだけでは、なんとなくの日々になるので、
そこを自分の意識をもって方向付けて、自分らしく生きるために活用してみましょう。

自分の生活を見直すための一冊になりました

本書の記事
1:あなたの人生の目標を見つけるための3つの考え方と方法
2:日々疲れている人への処方箋・・・そんな人は肉体のエネルギーの管理をしよう!