4つの成功する秘訣~最年少上場企業リブセンスの社長の生き方に学ぶ

史上最年少で株式上場した「リブセンス」という会社の社長の自伝的な本「リブセンス(生きる意味)」を読みました。
そこから、自分なりに成功の秘訣を4つにまとめました。


成功する秘訣

リブセンスという会社

リブセンスは村上太一社長が大学生の時に立ち上げた会社で、ネットでアルバイト情報サイトなどを運営する会社です。
上場に至ったのは、画期的なビジネスモデルを採用しているから。

アルバイトを募集する企業は広告料は無料で、アルバイトが決まった時に成果報酬をリブセンスに払う。
応募者はアルバイトが内定し、初出勤したらリブセンスからお祝い金がもらえる。
企業側も募集側もそれぞれにメリットがあるのである。

村上社長は、「幸せから生まれる幸せ」を理念に仕事に取り組んでおり、そこから生まれた発想と言ってもいい。
そして、村上社長が25歳にして史上最年少で東証マザーズに上場を果たし、2012年には東証一部に上場を果たしている。
そんな社長の生き様を描いた本を読み、そこから成功の秘訣をまとめてみました。


リブセンス〈生きる意味〉

1.計画・段取りする力

起業するために、高校在学中に必要な資格として簿記やシスアドを取っています。
大学生の時には起業塾へ行きながら、事業計画書をすでに作っていた。
営業のノウハウを知るために、テレアポのアルバイトをこなし、文化祭実行委員長として組織をまとめる経験を積んだ。

といったことを、彼自身が先を見通しながら計画し、それを着実にこなしていったのです。
ここまでのことを自分で決め、行動に移す。
この計画力や段取り力こそが成功の秘訣です。

例えば、高校時代など定期テスト前になるとクラブもなくなるわけですが、その時に配られる計画表を
「どれだけきちんと埋め」「どれだけ実行できたか」と言われると、ぼくは全然ダメでした。
テストの結果は「なるようになる」程度にしかなりません。

このなるようになる程度を、自分が計画したとおり、もしくはそれ以上に高める力が村上さんには合ったというのが大きな違いです


また、最年少上場したわけですが、それに浮かれ、おごることなく、8畳一間に住んでおり、質素な生活を送っているそうです。
「常に高い目標をみんなで共有できたいんです。何かを成し遂げても、それは通過点にすぎないという認識でした」
と語るのはさすが。

目標やその取り組み計画があるからこそブレない自分がいるわけですよね。
収入が増えたら、引っ越ししようか、高級車乗ろうかという発想になってしまうのですが、それこそ何も考えていない証拠なのかもしれません。

何かをしたい時に、「◯◯がしたい」とは言えるものの、「そのためにはどういう段取りが必要なのか?」と考えても実は答えがなかなか出せない。
ここの差が結局は、行動力の差になっていますね


リブセンス〈生きる意味〉

2.ひたすらの努力

起業したときには、起業メンバー(全員大学生)でずっとひたすらに作業を続けたといいます。
「社会人になったことがないから、そんなものだろう」という認識であったようです。

支給されるのは交通費のみで給料も出ない。
そんな中、なんとか売上が上がるまでメンバーががんばった・・・。
これは本当に頭が下がります。

ブラックだの、なんだの言っている場合ではなかったようです。

「◯◯がしたい。そのためにはこうしたらいい」と計画までできたとして、それをどのくらいのスピードで出来るか。
これが本当に村上さんはすごい。

やりたいことがあるのに、一歩目がなかなか出ない人が多い。
村上さんならきっと100歩は先に進んでいる。

やろうと思った時にさっとできる瞬発力。
常識にとらわれる、とらわれないじゃなくて、さっさと打ち込めるだけの行動力。
目標に向かっていく気迫とスピード。

成功する人としない人の差は、単純に行動力の差ではないでしょうか

自分には決定的に欠けている要素です。
それに、単純にここまで何かに努力ができたら、人は成功するのではないでしょうか。


リブセンス〈生きる意味〉

3.感覚

成功すると誰しも舞い上がってしまうけれど、村上さんはそれが全くない。(本文を読む限り。)

住むところが贅沢になる。
食べ物が、着る物が、使う物が、、、あげるときりがない。

そばで見ていると、とても感じ悪くなってしまうようなことを全く見せない。
そして、望んでいない。
冷静でいつも平常心

これはより高い目標は、より遠くのゴールを見ているためです。

金銭感覚にしても、読んでいると、社長というよりも庶民感覚です。
また、営業アルバイトは成果報酬の給与支払いにしていて、役員よりも高給取りがいたそうです。
権力欲や金銭欲のようなギラギラ感がなかったのも、こういうやる気を生むアルバイトを生み出した要因となっている。

そして、感覚が経営を堅実にかためている。


何よりも、他人の幸せのためという視点を忘れずに持ち続けている志の高さがすごい。

少しでも成功すると、少しでも地位が高くなると、人が変わったようになる人がいます。
一般人は、「そんな人には絶対になりたくない」と常々感じているわけです。

収入が増えたからといって偉くなるわけじゃないんですよね。
ただお金が増えるだけであって、お金と自分の魅力を勘違いている人が多い。
(お金がある限り、自分に魅力があると信じ続けるから気づかないものです)

志の高さが会社を軌道に乗せていると言えます。


リブセンス〈生きる意味〉

4.親の教育

母親は、村上さんがビジネスや経営に興味がありそうだと気付き、「ガイアの夜明け」や「ワールドビジネスサテライト」などの経済番組を一緒に見るように勧めてくれたそうです。
母親が気になった記事があれば、その切り抜きをあげたり、トイレのダッシュボードに貼ったり。
また、料理の手伝いを積極的にさせ、「段取りを考えて料理をやりなさい」と口酸っぱく言っていたようです。

といったように、母親が子どもの個性を見抜き、伸ばしている素晴らしい人です。
本人の努力云々とは違うかもしれないのですが、環境を整え応援してあげることで、力をつける下地が身につくということです。
そうした教育があったこそ、本人も自由に感じ、やりたいことに挑戦できるように育ったともいえます。

お金で子どもつるようなことをしてはいけません。
やはり子どもは小さくて力がない。だからこそ、親が賢くあり、どのように育てていくのか、ビジョンを持ってやっていかなければないらない。

それがわかっている環境だったからこそ、伸び伸びと志を持った青年に育ったと言えそうです。


リブセンス〈生きる意味〉

終わりに

大事なのは
・どのような志を持って取り組むか
・先をどのように考え、計画をたてるか
・計画をいかに実行するか
・感覚は常に他者目線であり、偉ぶらない
・育てる環境が大事で、特に親の教育方針が大事

といったところにあると思います。

何よりも行動力をつけるのが一番。
そう思わせてくれる一冊でした