フリーで働くあなたを成功に導く101のルール(中山 マコト)

サラリーマンはサラリーマンの考え方があり、フリーはフリーの考え方があります。
フリーに憧れを持つ人は、フリーがどのような考え方をしているのかを知るところから始めてみましょう。

本書はその一助となる一冊です。


こんな本です

フリーになりたい人への格言が101詰まってます。
見開き2ページ展開で、片側が格言ですから、どんどん読めますが、なるほどと含蓄あることばかり。

章構成は以下のとおり

 1.営業
 2.プロ意識
 3.伝え方
 4.リスク
 5.真心
 6.上昇



こんな人におすすめ

・フリーに憧れている人
・フリーになろうとしている人
・サラリーマンの人
・大学生


フリーで働くあなたを成功に導く101のルール(中山 マコト)

感想

1.自分の強みは自分だけが気づいていない

独立するにしても、何にしても、実は自分の強みがわかっていない。
それって本当ですよね。

「自分のいいところを教えて」っていう人いますよね。
もっと悲惨なのは、「自分にいいところなんてどこにもない」って。
(そういう人に限って、けっこう自己愛が強かったりしますが)

言葉にしてはいないけど、周りの人間はあなたの良さや強みをわかっている。
自分が困って誰かに助けを求めようとするとき、困った現象を解決できる強みを持った人を探しているはず。
そうやって、誰かの良さには気づいている。

けれど、自分にはてんでうとかったりする。
どんな時に頼りにされるのかを探すのもいい。

あなたの能力をお金を出して借りたいのはどんな人か、探してみるといい。


フリーで働くあなたを成功に導く101のルール(中山 マコト)

2.「だから何?」に答えているか?

読みながら「そうそう、あるある」って妙に共感。

日常生活で誰かに自慢したい時にはいいですが。
仕事であれば、「だから何なの?」って言われますね。

自慢じゃなくて、それでどういうメリットがこっちにあるのかを意識しないと意味が無い。
というか、そんなことを言われるようであれば、フリーで成功しない。

研究室の時には、教授によく言われました。

「◯◯の実験をして、△△がわかりました」という報告は研究ではない。
そのわかったことで、どういうことに活かせるのか、どういう価値があるのかを説明しなければ、研究というのはただの自己満足の産物なんですか? って言われておしまいだよ

って。
相手にとっての価値を考え、相手が「あなたの話を聞いてよかった」と思えることを一つでも入れること営業としては必要なことですね。
「だから何?」とは絶対に言われないようにしたいものです。


フリーで働くあなたを成功に導く101のルール(中山 マコト)

3.速く走る準備をしているか?

一番ギクッとしたのがここのフレーズ。

つまり、目標を持って取り組んでいるけれど、その取り組みペースでいいのかってこと。
フリーになってもただただマイペースにゆっくりやっていたら、チャンスもつかめなくなってしまいます。

目標を作ることは大事。
だけど、そこに向かうスピードはどうだい?

ただなんとなくではだめだよ。
というか、辿り着かないよ

って言われている気がしました。


フリーで働くあなたを成功に導く101のルール(中山 マコト)

4.お客さんは黙って去っていく

大人になるほど、喧嘩をしなくなる。
いちいち言い争っても、相手が理解してくれないことも多く、無駄だから。
それに自分の正当性を主張できたとしても、自己満足以外メリットがないこともざらにある。

大人になると、誰かが不満をいだいた時に、それを自分に面と向かって言ってきてくれることなんて、なくなっていきます。
ある店で嫌な思いをしたら、何も言わず、もう行かないだけですもん。
逆に言って来てくれる方が、実はありがたい。

まあ、大人の世界ってそうだよな、怖いもの。
適当な事ばかりしていたら、周りに人間がいなくなってしまいますから。

フリーになれば、お金が入ってこなくなることですから、より一層怖い


フリーで働くあなたを成功に導く101のルール(中山 マコト)

終わりに

フリー、という言葉は憧れの象徴です。
本書はノウハウ的なことは書かれていませんが、その心構えを読むだけで、フリーって難しい・・・って思います。
それはサラリーマン故に感じるギャップだとは思います。

そのギャップを乗り越えてこそ、フリーとして働き方が見えてくるはずです