さあ、片づけ祭りを始めよう!~人生がときめく片づけの魔法2(近藤麻理恵)

物理法則では、部屋は自然に散らかるものです。。。

大学生の時に習って、妙に納得しました。
が、それではまずい。
もっと家で快適に生活をしたい!

という方は本書を手に取ることをおすすめします。


こんな本です

前著が「片づけはマインドが9割」という考えのもと、「まずは『捨てる』を終わらせる」ための本であるとすれば、今回は「ときめかないモノを捨てたあと、理想のおうちやときめく暮らしをどうやって実現するか」をテーマに書いた本といえます。

章構成は以下のとおり

 1.ときめく感覚を身につける
 2.ときめくおうちのつくり方
 3.モノ別・ときめき収納法のすべて
 4.キッチンはこうして片付ける
 5.人生に片をつけるということ


こんな人におすすめ

・家を本気で片付けたい人
・人生がモヤモヤしている人
・自分を変えた人


人生がときめく片づけの魔法2(近藤麻理恵)

感想

1.ときめく感覚を身につける

片付けというのは、なんだかマイナスなイメージがあります。
こんまり流の片付けは、片付けることによって毎日がときめく、人生が前に進みだす、ということがコンセプトです。
だからこそ、完全に完璧に片づけ祭りが終わったら、リバウンドしないのだと。

キーワードは「ときめく」ということ。

ときめくモノを残し、ときめかないモノを捨てる。
そして、残すと決めたすべての持ちモノの定位置を決め、使ったあとは必ず定位置に戻す。
片付けでやるべきことはこの2つだけです。

ときめく感覚がわからないというときには、

触ったときにときめくかどうか。(中略)
ときめくかどうかは、頭で判断することではなく、ハート(心臓)で感じることだからです。(中略)
「それでも、ときめくかどうかわからない」という洋服があれば、触るだけではなく、ギュッと抱きしめてみるのもおすすめです

感覚がわからないのは、経験が少ないから。
それを繰り返し行うことで直感的にわかるようになるとのこと。

ときめかないな、というモノはさっさと捨ててみます。
仮にミスったとしても、それが致命傷になるわけではないからです。

ちなみに、契約書とかドライバーとか実用的なものは捨ててはいけません。。。当然ね。

ときめくというのは、「うっとりする」とか「かわいい」とか「ワクワクする」というわかりやすい魅力だけではありません。
素朴なデザインに「安心する」とか、機能が豊富で「便利」とか、なんとなく「しっくりくる」とか、生活していく上で「役に立ってくれている」というのも、「りっぱなときめき」なのです

このときめき感度が上がることで、片づけができるようになるわけですね。


人生がときめく片づけの魔法2(近藤麻理恵)

2.収納は立てるが基本

写真ではなくて、図で衣類のたたみ方が解説されてあります。
これだけでも本を購入する価値があるなと。

衣類はきちんとたためば、立つ! これが基本です。

立たないということは中に無駄なスペースがあるということでもあるそうです。
もちろん、素材的には立たないものはあります。

そして、それらを素材別、色別、モノ別に収納していきます。
今回は、押入れやクローゼットも図入りです!


人生がときめく片づけの魔法2(近藤麻理恵)

3.キッチン収納は掃除のしやすさを前提に考える

こんまりさんは、飲食店のキッチンに収納法を勉強しに行かれたそうです。
その時にわかった大事なことは「サッと取り出せる」というのではなくて、「サッと掃除ができる」ということでした。
図入りで解説があります。

一般的なキッチンの収納場所は大きく分けて3つ。シンク下とコンロ下と、それ以外です。(中略)
結論からいってしまうと、シンク下は鍋やフライパンなどの調理器具、コンロ下は調味料や食品系を収納します

そうして、シンク台には何も置かない状況にする。

すごいのは、、、掃除用のスポンジや洗剤もシンク下へ。
しまいには、ゴミ入れも収納して隠してしまうと・・・。

自分で片づけをしたとしても、ここまでの発想はありません。
現状では、塩コショウなどの調味料がすべてシンク台からなくなっただけで、ずいぶんときれいになり、掃除しやすくなっています。

ここからさらに踏み出せるか。
挑戦してみたいですね。


人生がときめく片づけの魔法2(近藤麻理恵)

4.今の状態を変えたいと本気で思うこと

テレビの企画で(金スマかな?)、芸能人のお宅の片付けをしたことがあるそうですが。
しばらくして、リバウンドしてしまったそうです。

結局、それはテレビの企画でただやったわけで、その家族自身が今の状態を変えたいと強くは思っていなかったということ

仕事でただ片付けをやっただけでは何の意味もありませんよね。
片付けの目的が違うわけですから。

他人を変えることはできません。
他人に片付けを押しつけてはいけないのです。

仮に本書を手にとったとしても、「本気で変えたい!」という気持ちがなければ、きっと片づけ祭りも中途半端に終わってしまうでしょうし。
うまくいかないでしょう。

変えたいのであれば動く。
変えたくないなら、今の暮らしでいいのか、と自問自答する事が必要です。


人生がときめく片づけの魔法2(近藤麻理恵)

終わりに

紹介しきれていない部分が多くて、貴重品、洗面台、玄関といった家の片づけと収納法が盛り沢山です。
片づけの本ではありますが、大事なのは自分と向き合うことだなと実感します。

人に言われて片づけができない理由はここにあって、自分がどうしたいのか、どういう生活がしたいのかを考えていないわけです。
本書では、そうしたことも踏まえて、片付けのノウハウだけではなくて、どういう風に考えたらいいのかにも重点が置かれています。

自分を変えたいと思う人はぜひ本書をとってみてください

この次に出た本のレビューはこちらです。

著者のこんまりさんこと、近藤麻理恵さんが金スマに出たときの衝撃といったら・・・。 ときめきで選び、どんどん捨てていく様には、衝撃が走り...