ぜひ知っておきたい~ 一流の人たちがやっているシンプルな習慣(秋元征紘)

一流の人は考え方も行動力もやっぱり違います。
それを学んで、「自分もそうなりたい」と思うのか、「これは別世界の話だから」と思うのかでは、その後の人生は大きく変わっていきます。

それに、トップからの力強い言葉に勇気をもらえます


こんな本です

グローバル企業で重役を務めてきた著書が一流の人たちがやっている習慣を熱く語ってくれます。
章構成は以下のとおり

 1.いま、そこにいるだけでいい!
 2.小さいことでくよくよしない! 世界を見よう!
 3.検索はするな!
 4.ビッグ・アイデア
 5.今すぐできる! コミュニケーション術
 6.WACCを身につける21の方法



こんな人におすすめ

・なかなか一歩が踏み出せない人
・仕事に生きがいが見つからない人
・伸び悩んでいる人
・自分を成長させたい人


一流の人たちがやっているシンプルな習慣(秋元征紘)

感想

1.まさに世界で戦ってきた人

著者の秋元さんは、日本ケンタッキーフライドチキン常務取締役、ペプシコーラ副社長、ナイキジャパン代表取締役、LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)グループ ゲラン代表取締役社長などの欧米企業日本法人のトップを歴任した方。

当然、グローバルに展開する企業幹部にも会い、評価されて、実績を上げてきている。
そんな人が書いた本だからこそ、一流の人~というタイトルが付けられるのも納得します。

だから、日本一じゃなくて世界一を目指せ!
世界に出ろ!


と熱く語りかけてくれます。
ルイヴィトン、クリスチャンディオールで有名な、LVMHの創業者のベルナール・アルノーのエピソードには驚きの連続。
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一流の人たちがやっているシンプルな習慣(秋元征紘)

2.そこにいるだけでいい

どうも、多くの人たちに、「賢く観察して失敗がないとわかってから動きたい」という思いがあるようなのだ。
学生だけでなく社会人にもこうした考えが蔓延しているように感じる。
しかし、私は言いたい。
「賢く観察しているつもりでも、もう、あなたは渦中にいるんですよ」

著者はとにかく、見ているんじゃなくて、そこに立てといいます。

そして、動けと。ヒントは現場にたくさんある。
志を持って一歩を踏み出すことで、開けてくると。


秋元さんは、ナイキ・ジャパンの社長に就任するときに、ナイキ本社で3ヶ月かけ、自らを鍛え、禁煙もし、「ナイキ化」をはかります。
そうして踏み出し、日本で就任した後には、「ホノルルマラソンに出場して完走する!」と宣言し、社内の賛同社員8名とともに、見事にホノルルマラソンを完走します。

もしも、「ナイキか、自分のイメージとは合わないな。禁煙も嫌だしな。運動なんて面倒だ」なんて後ろ向きなことを言っていたら、どうだったでしょうか。
ナイキが日本で展開するときの、そのトップがそういって隠れてしまったら、社員もモチベーションは上がらなかったはずです。

仕事でも忙しいという理由で、面倒という理由で、やる前から「それは難しくてできません」なんてことを言ってしまいがちになります。
いつの間にかできない理由ばかりを並べています。

でも、そこに踏み出せば、どんどん道は開けてくるのです。
だから、そこにいるだけでいいのです。


一流の人たちがやっているシンプルな習慣(秋元征紘)

3.自分で見つける!

仕事をしている方は、「自分の職場が楽しいでしょうか」「朝起きたらすぐに行きたくなるような会社でしょうか」
もしも、楽しくないとしたら原因はどこにあるのでしょう?
そもそも、楽しい、朝起きたらすぐに行きたくなるような会社とは。

著者はそれを「自分の人生で実現したいことがある」と言い、

しかし、ここで勘違いしてはならないのは、それは会社が用意するものではなく、自分で見つけていくものだということだ。実現したいことがあるかどうかは、結局のところ自分次第なのである

としています。

仕事をしていると、年々ルーティン化していって、刺激も少なくなってきて、「早く帰ること」に目がいってしまうことが増えていってしまいます。
仕事とはお金を得るためのものにいつの間にかなってしまって。

入社試験の時に面接官に語った熱い思いは、どこにいっているか
自己実現の一つだったはず。

そんなことを思い出させてくれます。

会社が面白くない理由を会社や上司のせいにせずに、自分が働く意義をもう一度見つけ出し、面白くすることです。
会社が与えてくれるよなものではないのです。


一流の人たちがやっているシンプルな習慣(秋元征紘)

4.いつでもゼロになれる

著者はケンタッキーで働く前はベンチャーに挑戦し倒産し、無一文になっています。
そんな状態を「ゼロの自分」と表現し、誰だってどこからだって、再スタートは切れるのであるといいます。

自分は本来失業者であり、たまたま、いまこの職業についているだけ」
という感覚を持つことが重要だ。それがあるかないかで、勝ちを狙って取れる行動に格段の差がついてくる。

何かに挑戦したい時に、どうしても保険を掛けたくなります。

今の仕事を辞めて、起業したい。
と思う反面、仕事を辞めたら収入がなくなるから食っていけなくなる。
成功するのが間違いないのだったらいいけど・・・

と言って一歩が踏み出せずに、悶々と仕事を続ける日々になっていきます。

危険な発想かもしれませんが、「失敗してもどうにかなるわけです」

海外では大成功した起業家は失敗して無一文を経験している人が多いそうです。
それは無一文になったとしてやり直せる風土があるから。
日本にはそれがないから、なかなか踏み出せない。失敗したら終わり。と考えてしまう。

本人が尻込みするからこそ、周りはもっと尻込みして反対をする。
そもそも、挑戦したことがない人に、無一文になったことがない人に、果たしてそれが本当かどうかはわからないのに。

とはいえ、この感覚をなかなか持てるものではないですね。


一流の人たちがやっているシンプルな習慣(秋元征紘)

終わりに

本書にはグローバル企業で活躍したからこそ言える名言がたくさんあります。
そして、その言葉にモチベーションは上がり、一歩を踏み出したくなる。

この行動することが今の自分に足りていないことですね。