H29秋・応用情報技術者試験に文系&1ヶ月半の勉強で1発合格した方法! その3-午後対策編

H29秋・応用情報技術者試験に1ヶ月半の勉強で1発合格した、ということで、今回は応用情報技術者試験の午後試験の対策についてまとめておきます

ちょっと前に、応用情報技術者試験を受けてきましたという記事を書きました そして、その合格発表が12月20日にありまして、 なんと合格...



1.正直、合格する自信はなかった

応用情報の午後問題はとてつもなく難しいです
かなり時間を使って対策をしましたが、それでも「60点くらいしか取れないと思う」状態でした
本番の試験を受けて「おそらく60点前後で、合格率は50%くらいかな」と思っていました

そのくらいできた実感が乏しいし、「採点基準がわからん!」のです
でも、フタを開けてみると75点も取れました



合格できればOKです
ありがとうございます

午後問題は午前問題の10倍は難しいです
これは私がIT系の仕事についていないからだと思われます
情報処理の資格ですからね・・・

趣味で取るのとは違うんですよ
この辺をきちんと理解しておかないと対策ができないかもしれません

2.選択問題を決めて絞っておく

午後問題の難しいのは、1問必修 + 10問中4問選択 という何を解くかです
もちろんのこと、全部を解ける必要がないので、きちんと試験前に絞って集中的に勉強するほうがいいです
専門性や得意分野が光るところですね

どうやって決めるかですが、ITに疎いという人はまずは過去問1回を全部解いてみることです
ただし、ある程度午前問題で点が取れる段階でやらないと、さっぱりわからなくて意味が無いと思います
合格を考えると、どの設問でも6割取らなければなりません

何かができなくても厳しいわけで、5問分合格レベルまで実力を引き上げておく必要があります

以下に文系の非ITの私の各問題についてまとめておきます
ちなみに、私は次の選択をしています



3-1 基礎力で勝負

1 情報セキュリティ

この情報セキリュティは必修なので絶対に解けないといけません
難易度も普通なので、そこまで苦戦することはありませんし、セキュリティの知識はどうしても必要な分野ですので、単純に基礎力が問われると思ったほうがいいです
分野も広くないのでかなり対策がしやすいし、勉強した分が活かされます

ので、きちんと勉強しておけば6割は取れると思います



3-2 会計力で勝負

2 経営戦略

この経営戦略は、会計関係の仕事をしておけば楽勝だと思われます
貸借対照表などが出るので、私はまったく知識がありませんでしたから、完全にスルーです
選択肢にも入れませんでした

1から会計について勉強するのは正直馬鹿らしいし、ITとは違った「経営戦略」になるので、勉強しても他の分野に役立つこともありません
専門がここにあればぜひとも得点源にしたい、という感じではないでしょうか

3-3 プログラミング力で勝負

3 プログラミング
6 データベース
7 組み込みシステム
8 情報システム

ここはプログラミングができる人なら、得点が取れる分野です
データベースやプログラミングはまさしくそうで、下手に文章を読む必要もないので、知識と経験がある人は確実に点を取っていく分野でしょうね
これこそ王道の情報処理ですね

そう、、、情報処理の仕事をしている人にとってかなり有利なんです
私はプログラミングを全くしない仕事ですから、「正規化の意味がわからん!」って感じで、さっぱりでした
プログラミングをしながら勉強できる教材があれば選択したかも・・・

プログラミングができる人は本当に有利です!

組込みシステムと情報システムは、何かを作るとか、システムの話なので、処理の流れの知識や想像力が必要で、問題によっては解けるけど、解けない問題のほうが多いですね
プログラミングというよりは、実際に人が使うアプリを作るようなイメージで、データの処理の流れを追うことが可能な人、つまりはプログラミングができる人がやはり有利です

IT系の人はここの4つを選択する方が確実であり、文系の私はここが取れないので正直かなりしんどかったです



3-4 LANと計算力で勝負

4 システムアーキテクチャ
5 ネットワーク

システムアーキテクチャはサーバーの負荷、CPU、メモリなどの構成や計算がメインになる分野なので、計算力があればそこそこにとれます
プログラミングの知識もいらなくて、普通にPCを使う感覚でできる気がします

ネットワークは社内LANがメインの話題で、IPアドレスがバンバン出てきて、グローバルIP、ローカルIPとか、周辺の機器についての知識や理解があると有利です
職場などのLANとか無線LANの構築ができるよ、抵抗がないよ、という人に有利だと思います

私自身、やってみると計算はできますし、無線LANなどは抵抗がないのでとっつきやすく、IPアドレスを追いかけているといろいろと見えたのでこの2つを選択し、本番ではテストを見て「ネットワーク」を選択しました
とにかく日常生活の延長でとっつきやすかったのが一番ですね

3-5 読解力で勝負

9 プロジェクトマネジメント
10 サービスマネジメント
11 システム監査

見ての通り、ここは企業のマネジメントです
ITの資格である応用情報を文系の人にも広げるために作られた設問たちです
ITを使ったプロジェクト、マネジメント、監査をどのように進めていくのか、という現場レベルでの話です

もちろんのこと、私はそんなものに携わったことがありませんが、しかし、読めばわかるんです
単純に読解力で勝負できる・・・つまり、ある意味では誰でも挑戦する価値がある問題です
ゆえに、ここの問題3題は私にとっては必須です

難しいのは何かといえば、「正解の基準がわからない」ってことです

質問「どうして◯◯をしなかったのですか?」

答え「◯◯をしなかったから」

という感じで・・・おいおい、質問文のままが答えじゃないか!ってなるんですよね
問題文の中にほぼほぼ答えがあるのですが、どの部分が「的確」なのかの判断がよくわかりません・・・。
模範解答を見た時に「納得できる!」というものも多いのですが、納得できないものはちらほらとあります

読解力で勝負なんでしょうけども、正直、採点基準が見えなくて点数が取れる保証がない、のがこの分野のネックポイント
そういう意味では、データーベースなどはプログラムですから、答えが完全一致するので、対策が簡単です
私は文系といいながらも、答えの良し悪しなんてさっぱりとわかりませんぜ・・・。

試験を受けても「合格の可能性もある」とお茶を濁すのはこの分野を選択したからです
40字以内の解答が多いのもこの分野のきついところです



4.午後の勉強方法

1)専門性を判断しろ!

午後問題はネットを見るといろんなことが書いてあります
「2週間前からで十分」「午前の問題の対策をしたら合格できる」など。。。
私の感想からすると、

そんなん嘘

です
午後の問題の対策は必須ですし、午前問題の範囲で出ないことが山のようにあって、むしろ、午前問題は時間かけなくてOKだけど、午後は圧倒的な時間が必要です
午後は楽勝的な感じで書いている人は、おそらく「IT系の仕事」で「プログラミングができる」人でしょう

そのくらいプログラミングができる人は正解が確実に絞れるので楽です
ITの資格ですからね

文系はしんどいです
ネットワークとマネジメント系に絞ると、本当に未知数の世界です

ネットの情報はかなり重要ですけども、書いている人の属性をきちんと読みましょう
そして、多くの場合は「俺はできる人!」という感じで誇張して書いてあるのが多い気がします
IT系ではないなら、鵜呑みにしてはいけません



2)まずはここから

午後問題の対策はこの1冊がバイブルのようです
「2018 応用情報技術者 午後問題の重点対策」

私もこれをとりあえずやってみました
まあ、、、色使いがなんというか、、、緑と黒がメインで、、、なんかやりにくい
おしゃれなのかもしれませんが、私は赤と黒の方が好きかな

構成は各分野を章ごとに配列してあって、各章では過去問から良問のみを抜粋してあります
各問題ごとに詳細な解説が書かれてあります
という感じで、過去問ベースで勉強を進められてあり、「どうしてこういう答えになるのか」をわかりやすく書いてあります

たしかにまずはここからですね
のちにこの問題集もやりましたが、内容的にほとんど同じような感じです


3)記述問題はコクヨノートを使うと楽!

記述問題に関しては字数制限がありますが、私はコクヨノートをAmazonで購入して使いました
かなり楽です
というのは、このノートは表が作りやすいように横の罫線の中に「・」がついているんですよね

しかも、8文字ごとにマークが変わるので「8文字ごとに線をひく | 」を繰り返すといいわけです
30文字なら、
8 | 8 |
8 | 6 |(ここは2文字減らす) 

という感じで線を引けばOKです
こうしたノートを使うと変に印刷しなくてもいいし、安価でいいですよ


4)配点

午後の過去問は直近10回分解きました
そうすると、確かにある程度、安定的に点数が取れる実感があります
ちなみに、配点は各大門で20点、問題ごとはおそらく「選択・計算 2点」「文章記述 4点」くらいだと思います

問題によっては「選択・計算 1点」なのかなと思うところもありますが、記述はおそらく3点、4点で間違いないです
おもしろいほどに20点になる、という感じがすると思います
これで点数を集計していきましょう



5)過去問はあくまでも過去問

過去問をやればやるほどに、午前問題のように「問題が他の年度とかぶってない!」ことに気づきます
どれだけ過去問やっても問題形式に慣れるだけであって、飛躍的進歩は正直難しいのではないかという壁にぶち当たります
マネジメント系は常に「なんでこんな答えなんだよ!」って感じですしね

ただ、どこを見ればいいのか、何が中心なのかそれは見えてくるので、時間との戦いなので、解く時間が短くなっていくというメリットはあります
なお、過去問は必ず問題に書き込みが必須ですよ!!

それと午後問題の問題集に関しては、良し悪しだと思っています
というのは、過去問の良問の抜粋ですから、「ただのいいとこどり」なんですよね
だって、今年受ける問題が「いいとこどりの保障がない」わけですよ

そんな問題集やってどうすんの?って心底思います
どちらかといえば、試験ごとに取り上げて解説を入れてほしいですね
そうすると、何冊も購入する意味はあります

他の問題集を購入しても、それも抜粋ですから問題がかぶるんですよね
過去問をやるメリットというのは、

・問題の形式に慣れる
・答えの書き方に慣れる
・問題の答えや重要な部分に気づけるようになる
・解く時間が速くなる

という感じでしょうか
どうやって毎回本番では見たことが内容問題が出るので、対策のしようがないのが現実のような気がします
どこまで問題を解けばいいかと言えば、最低でも安定的に60点取れるようになるまでですね



5.お金はどこまでかけるべき?

ネットを見ていると「この1冊でいい」と書いている人もあって、「安く取れる資格」と書いてあります
私は反対であり、私自身問題集だけで12,000円以上使っています
これを見て「馬鹿みたい」と思う人もいるかもしれません

しかしですよ・・・試験は年に2回あるかもしれませんが、不合格ならまた半年間拘束されるんですよ!
プレッシャーがあるんですよ
試験の日は1日丸潰れなんですよ

お金をかけない、よりは絶対に「1回で合格」なんですよ
この方が圧倒的にコスパが良いわけです
社会人は時間がないんだから

「お金をかけなかった」自慢なんてしてどうするんですか?
ネットの情報は正直なところ、誇張が多いように思いますから、騙され無いようしてください
自分が納得行くまでお金はかけるべきであり、1回で合格できる!というところまで持っていきましょう


6.一番は時間との戦い

応用情報処理試験の午後問題の難しいところは、時間が足りないということではないかと思います
何回やってもぎりぎりですし、本番でも時間はギリギリくらいでした
ちなみに、午前は余裕があります

午後試験は、問題が始まると、まずは選択問題を考えます
私の場合はマネジメント3題は確定ですから、システムアーキテクチャか、ネットワークのどちらがいいかを選択するだけ
パッと問題を見てネットワークにしました

そうして2問もかけずに問題を解いていくんですが、解答用紙をマークする時間もありますから、家でやるよりも時間が足りません
150分もの時間で一気に解いていくので、家で1題ずつ休憩しながらやるのとはわけが違います
問題をときながら「あの問題・・・どうなんだろ?」ともやもやしますしね

ですので、できない問題はあきらめる、もしくは、マネジメント系なら「それっぽいこと」を書いておくことが必要です
そうした当たりの付け方を勉強する時にできるようになっておくと部分点がもらえるようになると思います



7.記述の文字数

マネジメント系を選択すると文字数の指定・制限があって「30字以内」「40字以内」がゴロゴロ出てきます
字数は読む参考書で解釈は違うかもしれませんが、60%~80%は埋めないと×になる可能性が高いと思います
60%なら40字のことろを24字、80%なら32文字は埋めないといけません

勉強を進めてみると、字数制限に関しては案外納得がいくようになります
「この部分とこの部分を足していこう」という感じで、設計ができるようになりますし、その設計ができない時には要素が足りないときや勘違いしているときです
問題の中に重要な部分を◯で囲っていくと不思議とパーツが揃うようになります
それと因果関係があるので、そこを元に答えるとうまくいくようになると思います

正しいかどうかわかりませんが、練習の段階で8割を埋めることをノルマにしてました
こうしたものは習慣になるものですから、自然とできるまでトレーニングしておきましょう

結果を見てみると75点ですから、マネジメント系はそこそこに点をもらえていたことがわかります
ポイントを意識しつつ、文字数を埋めることが大事ですね


終わりに

正直なところ、文系にはやはり厳しいかなと思います
午後問題は文系用の問題も用意されていますが、私の読解力では曖昧すぎて「どうやって点取るのかわからない!」が最後までぬぐえませんでした
それでも60点以上は取れる、というところまで勉強はしたので合格できたのだと思います

勉強期間が他の試験の関係で1ヶ月半しかとれませんでしたが、勉強時間をきちんと確保することで合格レベルまで引き上げることはできます
この辺は職業や得意・不得意が大きく出る部分なのでおすすめは3ヶ月位の余裕を持って取り組むことですね
試験をやってみると、勉強の期間はやはり辛いのでそれを楽しく、気長に、モチベーションを保ちながらできるといいのかなと思います

参考になるかどうかわかりませんが、私が応用情報処理技術者試験のためにやったことのすべてでした

前回 → H29秋・応用情報技術者試験に文系&1ヶ月半の勉強で1発合格した方法! その2-午前対策編