ソーシャルメディアを武器にするための10カ条

ソーシャルメディアの使い方が課題です・・・。
自分的にも、SNSの利用の仕方が分岐点に差し掛かっていると思っているので、即行動というよりも、まずは勉強というアクションを起こしています。
今回はそんな本で、先月発売されたほやほやの本です。



こんな本です


徳本昌大さんと高橋暁子さんの共著で、前半の1~5カ条を高橋さんが担当し、後半の6~10カ条を徳本さんが担当しています。
ソーシャルメディアで活躍されるお二人ですが、高橋さんの方は元教員ということで、珍しい経歴の持ち主です。
そんなお二人が、ソーシャルメディアを武器にするための10カ条をまとめています。

 1.専門家たれ
 2.アウトプットで自分もまわりも巻き込む
 3.手を挙げる準備をしておく
 4.緩い絆のコミュニティを作る
 5.ソーシャルで出会い、つながり、リアルで会う
 6.即レス、即アクションを心がけよ
 7.Give&Give 貢献こそがソーシャルメディア
 8.仲間を見つけて協力し合う
 9.伝える力と聞く力をソーシャリアルで鍛えよう
 10.プラットフォーム(基盤)を作る

簡潔にまとめられていて、すっきりと納得しながら読めました。

こんな人におすすめ


・ソーシャルメディアの利点を知りたい人
・ソーシャルメディアで何ができるのか、何をするのかを知りたい人
・ソーシャルメディアの使い方を見直したい人

ソーシャルメディアを武器にするための10カ条

感想


1.ソーシャルメディアがよくわかる本

ツイッター、フェイスブック流行っているよね。何がいいの?
そんなことを自分が言っているのは、SNSの表面的なことしか知らず、そのよさを結局知らないから。

それは使う方法じゃなくて、運用することでどのようなことが可能になり、現実に起こっているかってこと。

表面的な現象しか理解していなくて、そこしか見ようとしなくて、下の(???)に何が起こっているのかをよくわかなかったのだと思いました。

  SNSが流行っている → ( ??? ) → SNSでこんなことが起きた

だからこそ、SNSを形だけで始めて見ても効果は出なかったんだろうと思います。
その意味で、この本はSNSの役割、効果、何ができるのかをわかりやすくまとめた本ですね。

ソーシャルメディアを武器にするための10カ条

2.専門家になろう

世界がSNS化していって、SNSをしないということは、その自分が住んでいて、生活している中に埋没する時代になったのかもしれない。
それでいいと思える人はたくさんいるし、それで十分だと思います。

でも、ちょっと手を広げたい、可能性を探りたいといった指向性を持っている人には、SNSで様々なことができる時代になったということでもあります。
そこで大事になってくるのが、専門家を名乗ること。
そして、複数の専門分野があること。

名刺をもらえば何をしている人でどんな役職かもわかりますよね。
それと同じで、SNSでは一体何ができる人なのかを宣言することが必要です。
そして、その専門分野を複数持っていることで、より価値があるレアな人材となるわけです。

・・・そもそも、専門家じゃないし・・・。

という人が入ると思います(ぼくも)。
それは自分がそう思い込んでいるだけで、実は他人から見たら「◯◯について詳しいじゃん」って言われるかもしれません。
自分が意識しないで、他人が知っている、そこが盲点で自分の専門性を見つけるヒントになると思います。

自分だったら・・・アクアリストと名乗りましょうか。
もっと踏み込んで、ワイルドベタやグラミーのブリーダーといってもいいのかもしれません。

そうやって専門家を宣言することで、他の人に見つけやすくなり、自分のことを理解してもらえるようになります。
その代わり、その分野の勉強を続けることが必要です。

ソーシャルメディアを武器にするための10カ条

3.緩い絆をつくること

著者は、SNSの価値を「出会うため」「会わない間の関係性を保つため」「情報の拡散のため」の3つのツールとして役割があるとしています。

このSNSでつながることを緩い絆と表現していますが、この緩い絆がけっこう強い。
そんなちょっとした知り合いから、情報が入ってくることや仕事の依頼が入ってくることは現に多いそうです。

その一つが、SNSでは仕事の業種・立場・年齢など属性が違う人とつながることができます。
自分では入手できないような情報が手に入るのはそのためです。
また、専門性が違う人とコラボすることで、新たな価値が生まれます。

だから、積極的にコミュニティをつくり、その中で貢献することが大事です。

ソーシャルメディアを武器にするための10カ条

4.外向きの顔(ペルソナ)を意識する

なんでもかんでもSNSに突っ込んでしまえばいいのかというと、そうでもなくて。
例えば、家族や職場の同僚など、普段からつながらなくてもいい強い絆の人たちの存在です。

親しい関係にあるからこそ、普段の動向が可視化されてしまったり、お互いの動向が気になったりすることで、トラブルになることも多いと指摘しています。
同僚に、「昨日はあんなことをしていた」とか「あんな発言をするんだね」とか、いったことをいちいち言われたくないですし、上司から友達申請が来たら気が重くなってしまいますし、「いいねをクリックしてね」なんて言われると仕事が増えた気になりますもんね。

利害関係のあるなし、日常生活で顔を合わせる・合わせないといったことでお互いの関係性や立場、立ち振舞いも変わります。
それを外向きの顔(ペルソナ)を使い分けていると言って、自然なことです。

だから、ビジネスで利用するのであれば、そうしたトラブルを避けるためにも、外向きの顔を意識して弱い絆だけにフォーカスする方がよさそうです。

ソーシャルメディアを武器にするための10カ条

終わりに


本書はソーシャルメディアを使うかどうかを迷っている人にとって良書であると思います。
背中をぐっと押してくれる本になりました。
すっきりと読めて、変な煽りもなかったのがよかったです。

SNS化する時代において、パソコンと同じように当たり前と言われる時代もくるのかなと恐れおののきながら。