残業なしで帰るには、情報共有が大事という話~なぜ、あの部門は「残業なし」で「好成績」なのか? 6時に帰る チーム術

こんにちは、Moriです。


残業なしで帰るなんて、夢のまた夢って感じですが、Audibleで面白く効果がありそうな本を聴きました。
今回は「なぜ、あの部門は「残業なし」で「好成績」なのか? 6時に帰る チーム術」です。



全部で1時間56分の内容です。
著者の小室淑恵さんは、ライフワークバランスの専門家で、企業へコンサルティング業務を行っています。



1.残業なしで帰るためには情報共有が鍵

本書の内容は主に組織論です。
ですから、ライフハックを利用して自分だけが早く帰る系の本ではありません。
ということは、個人ではなく、グループで取り組める環境、じぶんがそれなりの権限がある立場でないと意味がないともいえます。


さて、残業なしで帰るために本書の内容が提示してくれるものはとても多くあり、中でも基盤となるのは「情報の共有」です。
著者のおすすめは「メールの共有」です。全メール。

こうすると、何が起きているのか、どこまで話が進んでいるか、何に取り組んでいるのがチームや全員と共有できます。
そうすると、上の役職はいつ部下にアドバイスしたらいいのかもわかりますし、全体の動きがわかるので、その人がいなくても対応できることが増えていきます。


「自分はなんでもできるから」と単独プレーに出る場合、困るのはその人がいないとそのプロジェクトは進まなくなることです。
個人で走るから、他の人に情報がないからです。
そうなると、その人は「自分がいないとだめだ」となり、会社を休めなくなります。


こうした状況が蔓延しているのが現在の職場ではないでしょうか
もしも、共有できていたら、ぜんぜん違うことになります。

こうして、仕事に穴が開けられなくなり、ライフワークバランスが悪くなっていき、自分の首を絞める事になります。




2.ライフワークバランスとは

今回、聴いてなるほどと思っていたのは、ライフワークバランスという言葉です。
これって「仕事からさっさと早く帰って、私生活を大事にする」と考えていたのですが、「仕事も私生活も充実させて相乗効果を生みましょう」ということのようです。


職場に長時間いれば良い成果を埋めるわけではありません。
今の御時世、アイディア勝負なところがあります。

この閃きを得るために時間をかけたらいいわけではなく、私生活を充実させ、仕事に効果をもたらすというのが、考え方のようです。
私生活を充実させるために、仕事を効率よくしようというの考えも入っています。

日本人の仕事能率は先進国中で最下位ですから。



実は、みんなして考えるべきことなんです。
今やっていることは非効率であり、どんどん効率化してライフワークバランスを整えるべきです。


3.これから男性も早く帰る必要が出てくる

衝撃といいますか、よくよく考えてみると、日本は超高齢化社会が到来しています。
介護が必要な人だらけとなり、介護士が圧倒的に足りない状況になります。

そうなると、親の面倒を誰が見るのかとなった時に、少子化の世の中、男性もここに参加せざるを得ない状況になります。
なのに、残業に追われる日々では出来ないわけですよね。


早く帰るのは悪、という風潮がある中ではこの長期高齢化社会には対応できないわけですね。
親の介護がある、という前提でこれからの働き方を考える必要が出てくるわけです。




終わりに

残業を減らすにはどうしたらいいかをいつも考えていますが、個人には限界があるんですよね。
組織として変わっていかなければいけないわけです。


でも、組織は硬直化してそうした変化を許そうとしないものです。
本書の内容は個人レベルではすぐにどうこうしようと出来ないかもしれませんが、こうした考えを持つ人が多くなって、草の根の活動をすることで、ちょっとずつ変わっていくのかなと、思いを馳せました。

ライフワークバランスを考えるときには、小室さんの本はおすすめです。では!